ども!セラケンです!
皆さんゴールデンエイジってご存知ですか?
英語では「Golden Age」
直訳すると「黄金の年齢(時期)」
なんだか荘厳な響きです。
ゴールデンエイジとは、一般的に9歳から12歳頃を指し、子どもの身体的・精神的な成長が著しく、運動能力や技術の習得が飛躍的に向上する時期とされています。
つまり、運動能力や身体能力を高める上で重要となる黄金期というわけです!
こちらは、「スキャンモンの発育曲線」と呼ばれるものです。
スキャンモンは、「神経機能は5歳頃までに約80%、12歳頃にはほぼ100%形成される」と提唱しています。
神経型の発達が著しい期間に、
たくさんの運動刺激や、色々な身体の動かし方を行うことで
運動能力や技術の習得が飛躍的に向上します。
例として、自転車や水泳が挙げられます。
自転車や水泳を子供の頃できるようになると、
大人になっても、特に意識せずに行うことができますよね!
しかし、自転車や水泳を子供の頃行わずに大人になると、
上達に時間がかかることや最悪不可能となります。
ゴールデンエイジの重要性を多少理解していただけたでしょうか?
ここで注意して欲しいのですが、
運動神経というものは、
単に力があることや走ることが速いことではありません。
あくまでも、身体の使い方、身体コントロールが優れていると捉えていただきたいです。
ゴールデンエイジと呼ばれる9~12歳の頃に、
筋力をつけるようなトレーニングはあまり薦められるものではありません。
スキャンモンの発育曲線に習うのであれば、
「一般型」とされる曲線は「身長や体重の増加、骨格筋の発達など」を指します。
この時期の成長が著しいのは、12歳以降と読み取れます。
ゴールデンエイジと呼ばれる、9~12歳においては
「一般型」はむしろ停滞しており、
ゴールデンエイジの時期に筋トレを行うことは怪我を起こすリスクの増加が懸念されます。
逆に言えば、12歳以降で身長や体重がある程度落ち着いた頃に、
筋力をつけるようなトレーニングを行うことで、トレーニングの効果が上がりやすいことが分かります。
スキャモンの発育曲線により、
年齢別にどの型が成長しやすいかを視覚化できています。
しかし、誰もが理解しているように
人それぞれ成長についても個人差があります。
そのため、全ての人を同じように当てはめて運動やトレーニングを行うことは得策とは言えません。
なんの競技を行うにしろ、
成長が著しいゴールデンエイジと呼ばれる時期には、
個人個人で運動プログラムを作成することが望ましいですね!
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