ども!セラケンです!
本日は「介護施設に通う利用者の悩み」Part3
で話を進めていきますね!
の記事もぜひ読んでみてください!
セラケンは現在、通所リハビリテーション施設(またはデイケアとも呼びます)に勤めています。
利用者にとっては通いの施設となっており、午前もしくは午後の半日から、午前午後を含めた1日を共に過ごしています。
私たちスタッフの職務にあたる時間はほとんど利用者と一緒に過ごしており、利用者の家族と同等もしくはそれ以上、接する時間が長くなるんですね!
接する時間が長いこともあり、時には家族に言いにくい悩みや相談を受けることも多々あり、これらの悩みや相談に寄り添うこともデイケアならではの特徴かもしれません。
利用者の声をざっくりとまとめると
- デイケアの利用について
- 家庭内の悩みについて
- 利用者自身の身体のことについて
これらのことが多いかなと思います。
実際に介護の現場で働くセラケンが利用者の悩みや相談を受けて、どのように感じ、どのように返答を行なっているかを記事にしたいと思います。
この記事はこんな方にオススメです!
- デイサービスやデイケアを利用している利用者の家族
- 今現在もデイサービスやデイケアに通っている利用者
- 利用者の悩みや相談の対応に困っているデイサービスやデイケアで働いているスタッフ
利用者自身の身体のことについて
「私の身体治るんですか?先生。」
リハビリの先生は幾度となく聞いたことがあるでしょう。
そして、身体が治るかどうかに対する返答
リハビリの先生と利用者の信頼関係を大きく左右するんですね。
身体が治るかと質問を受けた時、リハビリスタッフの頭の中では1番最初に
「わからない。」
が浮かびます。
「おい、セラケン!理学療法士は国家資格の専門家だろ!わからないなんて無責任だ!」
なんて言われそうですね・・・
なぜ「わからない」のか
ここからは個人の私見となりますが、
やはりどのような病気や怪我にしても100%治るは存在しないように思えるのです。
病院で行う手術やもらえる薬、世に出ている様々な治療法
これらは病気や怪我を治療できる確率を上げる手段に他なりません。
最近SNSでよく見かける言葉、
「これやっておけば治ります!」
んなバカな!と思いながらもちゃっかり見てしまうんですけどねw
話は逸れましたが、
治療の確率を上げる方法論は我々リハビリスタッフも有しています。
しかし、私たちはあくまでも治療の方法論を伝え、治療のきっかけを与えているに過ぎません。
そして治療を受ける側はただ受動的になってほしくありません。
自らが身体を治すために、リハビリスタッフや医者を利用する。
能動的に治療やリハビリに取り組んでほしいと思っています。
大事なことなのでもう1度言います。
私たちリハビリスタッフは治療のきっかけを与えているだけです。
きっかけを与えたことで治る確率が少しでも上がるようにと考えています。
もちろん治る確率を上げたとしても、治る保証はできません。
だから、身体が治るかと質問を受けた時、
「わからない。」が浮かんでくるのです。
しかしながら、利用者の立場になってみれば、「わからない」と言われた時には
さすがに不安ですし、不信感さえ抱きます。
「私の身体治るんですか?先生。」と質問を受けたら、
出来れば科学的根拠に基づいた説明と、何をすべきかを説明できることが望ましいですね!
科学的根拠に基づいた説明は難しい内容になるため、
誰にでも理解してもらえるような説明ができるかが腕の見せ所であり、
セラケン含め、医療従事者はいかに安心を与えつつ適切な説明ができるかを心掛けています。
介護施設に通う利用者の悩みについて
Part1〜3が終了しました。
内容的には、かなりざっくりとした内容でしたね!
やはり、人の数だけ悩みがあり、全てを説明するのは難しいところもあります。
ブログのどこかにQ&Aコーナーを作れたらなと少しずつ計画中です!
お問い合わせフォームからも悩みの相談受け付けています。
セラケンなりに相談に乗れたらと思いますので、お待ちしています!
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